
ピアニスト 岸美奈子さん
こだわりの詰まった防音ルームで、理想のピアノ部屋を満喫。
![]() | ![]() ピアニスト 岸美奈子さん 東京藝術大学音楽部付属高等学校を経て同大学卒業。 大学在学中にモスクワ音楽院へ留学。 王子ホールを皮切りにカワイ表参道パウゼ、東京文化会館小ホール等でリサイタル。 フランスのジャック・タディ国際コンクールピアノ部門にて優勝等数々のコンクールに入賞。マントン音楽祭やニースの音楽祭に招かれる他、ドイツ・ハレやベルリンにてリサイタル等を行う。 現在武蔵野音楽大学・付属音楽教室非常勤講師。 2016年第43回日本ショパン協会賞受賞。 |
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白い壁にアンティークな家具が並んだラグジュアリーな雰囲気のピアノ室


壁にはカワイの音調パネルが貼られていますが、白いクロスがお部屋の雰囲気に溶け込んでいます。

階段下の空間も無駄なく活用。将来はこの空間に二台めのピアノを入れることも構想中。

新居の中でこの部屋が一番のお気に入り。
音へのこだわり:防音性能
閑静な住宅街とあって近隣の家との距離も近い。そんな環境でも24時間いつでも気兼ねなくピアノを弾けること、というのが岸さんの一番のこだわりでした。そのご要望にお答えするためにハウスメーカーさんにもお願いして住宅の方も防音構造にしてもらい、その中にカワイで最高性能の防音室を入れるという二重構造にしました。住宅の壁と防音室の壁との間には僅かな空間を設け接しないようにすることで高い遮音性能を実現しました。(100dBの測定用音源を内部で鳴らしても、外ではほとんど聞こえないことを確認。)
音へのこだわり:音の響き
豊かな響きの演奏が魅力の岸さんに合わせ、長時間弾いても疲れず、なおかつピアノの響きも充分に生かすことの出来る「ピアニストの為の防音室」を目指して設計を行いました。その結果、「ヨーロッパで弾いているような響きがして音作りが楽しくなりました」とお褒めの言葉をいただきました。
形へのこだわり:室内形状
ピアノ室が階段に面しているため、本来ならば壁にしてしまうところを、階段形状にそった形状にしその部分が空間として活用出来るようにしました。これもmm単位で設計を行い、斜め壁などの変形加工にも対応出来るナサール「ルームプラン」の特徴です。
岸さんからは、「新居の中でこのお部屋が一番のお気に入りです!練習って基本的には大変な作業ですが、こころから『弾きたい!』と思える空間になってとても嬉しいです!」 というお褒めの言葉をいただきました。
ご協力いただいたハウスメーカーの方々、建築士の方にも御礼を申し上げます。 担当 Y.Y.
ご協力いただいたハウスメーカーの方々、建築士の方にも御礼を申し上げます。 担当 Y.Y.